12年前の3．11

みんさん、こんにちは！
愛知県豊橋市で建築設計をしています、
夏目デザインの夏目です．

私は、１２年前の今日　３月11日は、
東京の銀座を歩いていました．
お昼ご飯を食べて、銀座の街を歩いているときに
地震が来たのです．

最初、ゆっくりな揺れでよくわかりませんでした．
しばらくすると銀座の高層の建物が、左に右に揺れていました．
銀座の高層ビルは、みんな最初は同じように左に右に振りこのように
揺れていました、だんだんとその揺れが、ビルとビルの揺れとずれてきて
ビルとビルが、ぶつかったんです．
その時、銀座のビルは煉瓦やタイルを張った建物が多かったので、上から
レンガが降ってきて、女性の悲鳴が銀座中に響きわたりました．

本当にウソでしょう！と叫びました．
銀座の街は、また地震が来るとビルが倒れてくるおそれがあるので、みんな銀座から
離れようとパニックになったんです．
もう地震があった時から、
電車、地下鉄、バスなど全ての交通機関がストップしました．
携帯電話もかかりにくくなっていて、私が東京にいることを知っている知人からは、
東京も津波が来るかもしれないので、なるべく高いところに逃げるように
メッセージが、たくさん流れてきました．

私は、どうしていいのか分からず、ただ歩いて東京駅まで行きました．
東京駅に着いてみると、全ての電車、バス、が運休になっていました．
今日泊まるホテルもなく、困っていました．
何時間か過ぎた時に、新幹線が動くかも知れないと情報が入り、
それにかけて、切符を購入して新幹線のホームで待ちました．

　ホームで待っていると新幹線のドアが開いたんです、私は、無我夢中で
新幹線に乗り込みました．直ぐ満員になったので扉が閉まり出発したのです．
後から分かったんですが、その日動いた電車は、その１本の新幹線だけでした．
私は、ゆっくり走るドンこうのような新幹線に乗って、１０時間かかって
豊橋に到着したんです．命からがら帰って来たという感じでした．
その後、自宅のテレビで東北の津波の映像が流れているのを見て
本当に、この世の出来事には思えれませんでした．

１２年経っても、あの日のことを鮮明に覚えています．
たくさんの方がお亡くなりになりました．
東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。