家、つまり自己所有であること
2021.08.31 家づくりマイホーム(家)を持つと継続的に必要となるコストがあります。電気代やガス代、水道代といった光熱費、土地や家にかかる固定資産税、さらに将来的なメンテナンス、外壁の塗り替え、修繕リフォームなどなどです。家づくりをする技術者は提供するものの渡したその後のことも考えていかないといけないのと計画する側(所有する方)も継続していくにはかかってくるであろう費用も同時に考えた上で、予算と間取りの計画を立てていく必要があるのです。まさに需要と供給ですね!
どうも、愛知県豊橋市を中心に住宅、店舗設計のお手伝いをさせていただいている工務店、夏目デザインのごうくんです。まちづくりにも会費で町内環境を整える機能があり、何をするにも費用は必要なんですね。
さてさて、話を戻しまして、このようなランニングコストを最小限に抑えるためには、一体どのようにすればいいのでしょうか?実はシンプルで、「おうちにお金をかけすぎないようにすること」です。その方法を今日は披露していくよ!
✔️無駄な要素をカット
家の金額は、家の面積(大きさ)に連動します。つまり、家が大きくなれば金額と価格は高騰していくし、その反対に小さくなれば金額は安くなります。となれば、家はなるべく必要最小限のスペースに押さえて建築コストを抑える最大の秘策になります。
「あなたは、ただ通るだけの廊下を必要としますか?」
もしも、通るだけの廊下に150万円以上のコストがかかっているとすれば…
ただ寝るだけの部屋に、必要以上の広さを求めますか?もし6帖の部屋でも、シングルベットとダブルベットをおいてもまだスペースにゆとりがあるにも関わらず、10帖の広さを余計な費用をかけようとしていませんか?
実際のところ5〜6年ぐらいしか使わない可能性がある子供達の部屋を必要以上に広くしたいと思いますか?
もし、その面積を最小限に抑えることで、コストを90万円カットできるとしても、子供部屋を広くつかいたいと思いますか?
あなたは、ほとんど使うことないであろう和室を作るために、200万円のコストがかかるということをご存知でしょうか?
カットができるのは、スペースだけではありません。部材だって最小限に抑えていくことも、建築コストを最小限に抑えるためには欠かせません。
例えば、窓。
多くの方が、多くの窓を取り付けようとします。明るさの確保と風の通りをと考えるの大半です。しかし、窓は窓だけじゃ終わりません。カーテン代がかかり、カーテンが風をさえぎり、網戸の掃除を増やすのです。そもそも窓を開けなくなってたりして…
それは無駄なコストを使ったと言わざるをおえません。細かいとこの積み重ねでこつこつコスト削減していきましょう。
✔️イニシャルコストが安い家はランニングコストも安い?
家の容積を減らすことができれば、連動して固定資産税も安くなり、そもそも建築に必要な土地の面積も小さくて済みます。これから土地もという方には、とってもいいことなのでは?
またさらに暖かさ、涼しさを確保する面積、そうそう一番お金がかかるのって給湯器って知ってましたか?そもそも、家全体が暖かければ、お湯の出番が本当に削減できます。
うまくはまってくれれば…平家なんかにしたらもっとコスパがいいとは思いますが…
夏目デザインでは、いつでもお客様のご相談にお乗りいたします、お気軽にご来店ください!