「寒い原因」とは? | 豊橋 工務店
2024.11.26 家づくりこんにちは、家づくりアドバイザーの加藤です!
いよいよ冬の訪れを感じる季節になってきましたね。
衣替えを終えて、セーターやダウンジャケットを着る方も見かけるようになりました。
しかし、寒いと感じるのはなぜでしょう?気温が低いから、薄着だからだけでしょうか?
実はそれだけではないんです。今回は「なぜ寒く感じるのか」を解説していきます。
人間が感じる暑さ・寒さの感覚を温熱感覚(温冷感)といい
さらにその温熱感覚に影響を与える要因を温熱要素といいます。
そのうち、お家に関わる要素には、温度、湿度、気流、放射の4つがあります。
①気温
一番わかりやすいですよね。気温は空気の温度のこと、実は気温の高低は体からどれだけ熱が出ていくかによって暑さ寒さを感じとります。
②湿度
次に湿度です。湿度は空気中にある水蒸気の量を%で表しています。湿度が低いと体表面から水蒸気として水分が出ていき寒く感じてしまいます。
③気流(風速)
空気が動いて風があると汗の蒸発が進んで、体表面の温度が下がりやすくなります。 風を感じると寒く感じますよね?
④放射(壁や床などの表面温度)
室内の空気の温度だけではなくて床や壁、窓表面の温度が下がっていることで寒さを感じる原因になります。
簡単にご説明しましたが、以上が温熱要素の説明になります。
では実際に寒く感じないためにはどうしたらいいのでしょうか?
ポイントは
気温を上げて、湿度も上げることです!
まずは暖房機器を使って空気を暖めていくと、じわじわと壁や床の面も暖かくなってきます。(断熱性が優れるお家はより温まりやすい)
その上で、湿度も意識的に上げていくと寒く感じにくくなります。
調理や洗濯物の室内干し、さらにはお風呂の湿度も利用して、積極的に湿度を上げて
室温23℃、湿度50%を目指していきましょう!