使いたいものがすぐしまえる、すぐ取り出せる
2025.09.08
家づくりコラム
こんにちは、豊橋の工務店 夏目デザイン設計部の杉浦です。
最近の悩みは、新調する掃除機をコードありにしようか、コードなしにしようか。
かれこれ1か月迷っています。
夏目デザインでは、設計とインテリア、両方の視点から家づくりをお手伝いしています。
今回は『収納』のお話。
収納は「量」より「場所と使い方」が大切
打ち合わせをしていると「収納はたっぷり欲しい」というご要望をよくいただきます。
もちろん量は大事ですが、それ以上に重要なのは「どこに何を」収納するかが大切です。
例えば、玄関にシューズクロークがあっても、靴だけではなくベビーカーやアウトドア用品も置きたいご家庭があります。
逆に、洗面所まわりはタオルや洗剤だけでなく、日用品のストックをまとめて置けると便利です。
収納は「暮らし方」をベースに計画するのが一番大事なんです。
収納は「隠す」だけでなく、「見せる」こともデザインの一部になります。
オープン棚にお気に入りの雑貨を置いたり、
LDKの壁面収納に照明を仕込んだりすることで、収納そのものがインテリアになります。

夏目デザインではインテリアコーディネートの視点も活かして、
「暮らしの動線」+「見た目のバランス」両方を考えながら収納計画をしています。
実際にお客様からは、
「ここにコンセントがあると掃除機をしまうときに便利」
「子どものランドセルを置くスペースを最初から作ってよかった」
といった声をよくいただきます。
最初の打ち合わせで要望をしっかり伺うことで、日常の小さなストレスを減らせる収納が生まれます。
収納は「量を増やす」だけでは不十分。
暮らしに合った場所・使い方を一緒に考えることが、快適な住まいにつながります。
これから家づくりをお考えの方は、ぜひ「普段どんな物をどこで使っているか」を一度整理してみてください。
その情報が、設計段階で一番役立ちます。