工場・倉庫・生産施設も性能を求める時代です。
計算された換気。最良の気密性・断熱性。
空調が効き、働きやすくて、だからこそ仕事の能率が上がる。
暑さ寒さから解放され、清潔で快適に働くことができる。
それがこれからの工場の姿です。
私たち夏目デザインはそんな未来を目標に
大型木造建築を施工して参ります。
木造建築の工場・生産施設の可能性
新しい工場・生産施設のカタチ生産性アップと人材確保
近い将来の工場・生産設備のあるべき姿
現在、柱や梁(はり)などの構造部材に木材を使った、住宅以外の用途の大型木造建築物が増えつつあります。学校など公共施設をはじめ工場や倉庫、ビルなどでも木造建築を採用する事例は年々増えています。鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて火事や地震に弱いイメージのある木造建築ですが、それはもう昔の話、度重なる災害があるたびに、日本の木造建築の技術革新は進み、いまでは耐震性・耐火性にすぐれた高性能な建材や、木材の長所を引き出すさまざまな工法の開発も進み、「木造でも地震・火事に強い建築物」とまで言えるようになりました。国も国産木材の利用拡大を後押ししていることもあり、今後も非住宅のさまざまな分野で、木造建築物が増えていくことは想像に難くありません。木造建築のデメリットが大幅に抑えられた今、木造建築のメリット(コスト安・短工期・省エネなど)を最大限活かすことのできる時代がきました。木造建築の工場・生産施設を建てるならまさに”今”といえます。
空調が効き、清潔で安全、快適な環境づくり。
オシャレでカッコいい職場環境は
ヒトと生産性を育みます
工場新設の場合は、「今にないもの」を目指して作るのが当然。企業の皆様は今の時代に適した最先端の工場・生産施設を模索しています。さまざまなお客様のご要望を聞いていく中で、私たち夏目デザインがたどりついた「新しい工場・生産施設のカタチ」のひとつの答えは「清潔で働きやすく居心地の良い環境」です。また、こういう工場だから働きたいと思ってもらえるような、見た目にもオシャレでカッコいい環境づくりをしなければ、今の時代ヒトも集まりません。昔からよく言われていた3K(きつい・きたない・きけん)環境の企業はこれから先、生き残れないでしょう。空調万全で清潔な職場づくりと若者が憧れるような環境づくりにいち早く取り組んだ中小企業の方々は、生産性のUP・事故の予防・人材の確保など、そのメリットを真っ先に享受しています。働きやすく、無駄なエネルギーを使わないことで利益を確保し、そこの地域で愛される工場を建てる。それを実現するために夏目デザインは木造建築がベストだと考えています。わたしたちは今の時代にあった最先端の木造工場・生産施設をご提案いたします。
- こんなお悩み抱えていませんか?
- コストをできるだけ抑えたい
- 将来を見据えて増改築しやすく
- 助成金を活用できればうれしい
- 工期を短くしたい
- 生産を止めないで建設したい
- いろいろなプランを提案して欲しい
- 小さな困りごとだけでもいい?
- 省エネを追求した工場にしたい
ご安心ください。すべて夏目デザインで解決できます!
夏目デザインの木造建築の特長
材料価格の安定、低コスト、補助金
木造建築は2割ほどコストを抑えられます
昨今では鉄骨の高騰(主に中国との輸入に起因する)により、鉄骨を使用する建物のコストは上がっています。鉄筋コンクリートや鉄骨の建物はこういった情勢に価格が左右されてしまうというリスクがありますが、木造の場合は国産の品質の良い木材が沢山ある日本ということもあり、さらには国が森林に対してお金をかけて、森を守っているということもあるので、供給が安定し、値段の上下も少なくなります。また政策の一部として、JAS構造材利用拡大事業があり、品質の良い木材を使用し、かつ補助金が出ることは企業にとって大きなメリットです。また当然のことですが、鉄骨は重量があるので大きな基礎がいるのに対して、木造は軽いので、大きな基礎はうたなくてもよく、結果大きなコストカットにつながります。目安として、弊社で工場を建てる場合は、鉄筋コンクリートや鉄骨にくらべ、木造建築は大体2割ほど安く仕上がります。
減価償却で木造建築は税制面が優遇される
木造は鉄骨造に比べ、減価償却上のメリットがあります。木造は建物としての減価償却期間が短いため税制上優遇されます。減価償却年数は、RC造は41年、鉄骨造は34年、軽量鉄骨は27年、そして木造は20年です。木造はRC造よりも2倍以上の減価償却費の計上が可能であり、かつ木造といっても20年を超えても問題なく使用できることがほとんどです。
最新の技術・工法・情報を取り込み
最先端の技術力でお客様の”最適”を実現します
大きな震災のたびに、木造建築は進化してきました。今では日本の木造技術は海外でも注目されるようになり、耐震性はもちろん飛躍的に向上した耐火性は、工場や生産施設の要件を十二分に満たすものとなりました。今までの木造建築の弱い部分を補った、新時代の工法として注目を浴びる接合金物工法をはじめとし、最先端の技術は鉄筋造や鉄骨造に引けをとりません。また、鉄は400度を超えると急激に強度が低下しますが、木は表面が燃えることで炭の壁ができ、内部まで燃え進むことを防ぐという木の耐火性は有名ですが、現在では耐火ボードを表面に貼り付け、そもそもが燃えない木材すら開発されています。わたしたちは日進月歩で技術革新される最新の情報を常に学び、社内の職人も日々腕を磨いています。夏目デザインは最新の工法、材料を駆使して、お客様に最適な工場・生産施設をご提案できる技術力があります。
適材適所「最適な材木選び」で
お客様に最適な工場・生産施設へと仕上げます
夏目デザインの木造建築に使用される木材は国産材や県産材などを主に使用しています。特に「地産地消」の観点から、愛知県の県産材の使用をかねてから積極的に進めてまいりました。これまでに蓄積してきたあらゆる木材の知識から、お客様が建てたい工場・施設の仕様によって”最も適しているモノ”を選びます。強度・耐久性・しなやかさ・吸湿性など、わたしたちは数多ある木材に精通しています。その木材のもつ特長・よさを知っているからこそ、使うべき場所に使うべき木材を選択できるのです。その結果、無駄なコストを抑えることもでき、使用し続ける中で一番機能性を発揮できる建物にすることが可能です。信用のおけるJAS材(認定を受けているから安心が担保できます)はもちろん多く使用しますが、お客様の予算にあわせて、JAS材以外にも機能性を落とさぬよう適材適所で木材選びをいたします。その点の知識やノウハウに関しては木造専門でやってきたわたしたちに一日の長があると自負しています。
短工期で仕上げるノウハウと
営業に影響しない工期スケジュール
わたしたちは過去の工場建設などのノウハウや、手掛けた多くの店舗・オフィスの経験・知識から、より最適な工事スケジュールでお客様の営業に影響がでない工程をご提案できます。木造建築は鉄筋・鉄骨造にくらべ、比較的短い工期で建設できるのが特長ですが、わたしたちはさらに店舗などを手掛けてきた経験から、工事期間をいかに短くして、早く営業をし、売り上げを作っていくかといったノウハウを豊富に持っています。工場は今までの慣例から長い工期をかけてきましたが、それは今の流れが早い時代にはそぐわないと考えています。わたしたちはお客様の仕事の内容を把握するところからはじめ、そのお客様の営業に差し障らない工期、工程で最適な工事案をご提案します。例えば現場で加工せずに自社で加工したものを持ち寄って、営業時間外に作業を進める。土日など、営業日以外に短工期で進める。…など、あらゆる方法の中から短工期で建設するためのご相談をさせていただきます。
将来の増改築のしやすさと
移転時の解体費用の削減にも
木造建築のメリットとして、よく知られているのが増改築がしやすい点です。これは工場や生産施設の場合でも同様で、事業が波に乗って、設備増強のための増築が必要になったり、単純に生産量を増やすために設備を増やす場合の増築にも、木造建築であれば、柱と梁によって全体を支えているため、比較的自由に増改築を行うことができます。また、意外に見落としがちなのが、会社を移転する際の取り壊し費用です。事業が軌道に乗って、人員が増えたり、事業内容が増えたりといったことで、本社や工場の場所を移転するということは、中小企業にはよくあることです。この場合、取り壊し費用が圧倒的に安いのが木造建築です。先々の可能性を考えて、事業計画をたてた時には木造建築は強い味方になります。
木造工場の設計&デザイン
空調設備、換気設計、作業効率
働く人に優しく、働きやすい
工場の設計で重要なのは
空調設備、換気設計、作業効率の追求です
工場一棟一棟によって、最適な換気設計はさまざまです。それは工場、店舗、戸建てに至るまで多くの物件を手掛けている換気設計のプロでなくてはわからないものです。空調設備で温度を管理し、働く人の体に影響が出ないよう、有害物質を効率的に除く空気の流れをつくりだす。またそれが作業効率に影響しないレイアウトを追求することで、はじめて理想的な工場・生産施設の設計が出来上がります。いかに働く人に優しく、働きやすい環境づくりができるか。それが生産性に直結します。過去の圧倒的な経験からくる考え抜かれた空間設計が夏目デザインの最大の強みです。鉄筋コンクリートや鉄骨に比べると木造は熱伝導率が低いため、夏の暑さや冬の冷たさが入りにくく、結露しづらいうえ、冷暖房の空気も逃げづらくなります。だからこそ省エネに寄与し、温熱設計が整った工場設備にするには木造建築はうってつけだといえます。
照明計画、音空間設計、臭気対策
設計段階からすべてを計算し、空間設計をします
照明計画
工場内で作業する上で重要になってくるのが照明計画です。作業一つひとつで必要な光量は違い、全体を明るくするのか、手元を明るくするのか…など、作業に最適な光量を確保し設計します。
音空間設計
設備の機械音が激しい工場内において作業効率に直結するのが音空間設計です。気密・断熱がよくなれば場内の音は反射しやすく、機械音の嫌な部分も大きく聞こえます。逆に外部へ音が漏れにくくもなります。吸音材を使用しながら、予算、作業環境、近隣への配慮のバランスをとり、徹底的に詰めていく必要があります。
臭気対策
場内はもちろん、近隣への十分な配慮が必要な臭気対策。換気方法、フィルター・装置での除去など、悪臭のたたない清潔な工場を設計することで、地域で愛される企業の礎となります。