株式会社夏目デザイン
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商売繁盛の店づくり サービス

2023.04.22 お店づくり 家づくり 日々のできごと

みなさん、こんにちは、豊橋市で店舗設計をしている
夏目 デザインの夏目学です。
30年店舗設計をしてきたノウハウを少しだけお話しします。

商売繁盛の店づくり
前回は、「店構え」について話しました。
どうしたら、1回お店に来てくれるのか?
その店構えのデザインのコツについてでした。

 

今回は、1回来てくれたお客様が、
またもう一度来たくなるようにするには…

飲食店は、今はどこに入っても美味しいと思います。
そこで差をつけるのは、サービスだったり、ブランド力です。

そのサービスについて
店舗の改装をするときに、客席ばかり気にして
座りごごちのいい椅子を入れたり、豪華な空間を作り
客席ばかり、気にしている改装が目につきます。

でも実際は、お客さんは、心地いいサービスを求めているのだと思います。
飲みたい時に、サーッと冷たい生ビールが出てきたり、
注文した料理がテンポよく、熱々のうちに、ちょうどいいタイミングで出てきたり、
それを持ってくるスタッフが、明るく笑顔で元気よかったら
いかがですか?
ふかふかの椅子より、そっちの方が大切じゃないですか!

私は、特に2つポイントがあると思います。
まず、スタッフが笑顔が出るように、
働きやすいい環境をつくることだと思います。
長年お店をやっていると、だんだん厨房がごちゃごちゃになります。
それを、どう改善するのかが大切なんです。

設計士も、スタッフの立場に立って、
こうやったら早くお料理を持っていけるとか、
どうやったら、働く人の腰が痛くならないのか、
このカウンターの高さをあと5センチ上げるとどうですか?
とヒアリングが大切です。

2つ目は、スタッフが我慢している、
寒さ、暑さ、悪条件をなくすことです。
夏は、厨房の中は、火を使うので暑くて地獄です。
冬は、水を使うので、厨房の床が冷えます。これも苦痛です。
そんな悩みを、「ドライ厨房」にして、水を流さなくします。
そうすると冬の底冷えがなくなり、嫌な臭気もあがりません。
後、断熱性能を良くしたり、換気性能を上げて、夏涼しくします。

こんな、当たり前のことをするだけで、スタッフのやる気につながり
笑顔が出ます。
その為には、お店のオーナーのスタッフに対する愛情が必要なんです。
まず、リーダーを改善しなくては!(笑)